ビジネス・パーソンとしての「エコ・シンキング」を学ぶ

　地球温暖化、人口爆発、食糧危機、生物多様性、省エネ、放射性廃棄物──。環境問題に対する人々の関心は世界中で高まりつつあり、今や「エコロジー」は本来の「生態学」という意味を超えて私たちの日常生活や「ビジネス」を巻き込んだ大きな流れとなりました。『専門学校生のための環境問題概論』が出版されてから今日、地球環境問題は深刻さを増す一方です。国や自治体は地球環境を保全するために環境関連の法律や規制を制定し、人々や企業の経済活動は制約されることになりました。しかし一方で、それをバネにするようにして環境関連の技術はめざましく進歩し、エコロジーを売り物にした「環境ビジネス」という新しい市場が誕生しました。環境ビジネスの市場は今後ますます拡大すると考えられています。卒業後に即戦力として期待される専門学校生の皆さんにとって、環境問題（エコロジー）を理解しそれを自分の専門分野（エコノミー）に役立てていくビジネス・パーソンとしての「エコ・シンキング」（Ecological-Economic Thinking）がこれからは重要となるでしょう。

　このサイトは、『専門学校生のための環境問題概論』のデータを最新のものに更新し、皆さんの学習の役に立てるようなサイト作りを目指します。

「専門学校生のための環境問題概論」とは

　将来ビジネス・パーソンとして環境問題とどう向き合っていくべきなのかを学ぶための、専門学校生向けの環境問題の基本的な解説書です。地球レベルの環境問題から身近な環境問題まで幅広く学ぶことができます。本書に関するお問い合わせは専門教育出版（電話: 03-3565-3071）までどうぞ。